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Attribute Manager for Blender

概要

Attribute Manager は Blender のための強力なアドオンで、スプレッドシート形式で属性を一括編集するUIを提供します。Blenderのプロパティパネルをひとつひとつクリックして変更する代わりに、このアドオンを使うと効率的に属性値を確認・編集できます。

Blenderバージョン

インストール


基本的な使い方

Attribute Manager は 3Dビューのサイドバー(Nパネル) に表示されます。AttributeManagerのパネルは水平方向に伸縮可能で、パネル左側のエッジをドラッグすることでパネルの幅を調整することができます。 また、テーブルに表示する行数はMax Rowsの値で調整できます。デフォルトは6行です。


メインUIの構成


(1) Correct Selected (Correct Objects)

Correct Selectedを押すと、現在の選択オブジェクトや選択メッシュ要素をAttribute Manager に読み込みます。

(2) モード選択

編集対象を切り替えるためのモードが用意されています:

この切り替えに応じて、読み込む対象・表示する属性が変わります。

(3) 属性選択

テーブルに表示したい属性をトグルで選択します。 チェックした属性のみがテーブルの列として表示されます。

例:

(4) 編集テーブル

これはメインの編集領域です:


(5) Apply to All Rows

このボタンは、特定の列の値(項目)を算術式に基づいて、すべての行に反映させたいときに使います。

これで指定した実数値(Float)の項目の値が算術式に基づいてすべての行の同じ項目に計算が適用されます。実数値(Float)以外の項目で「Apply to All Rows」を押した場合は、現在選択されているアクティブセルの値が全ての行に適用されます。

算術式は、Pythonのeval関数をベースとしていて、基本的な四則演算をすべてサポートしています。Attribute Listの算術式では下記のような変数を用意しています。
また、Pythonのmathモジュールを使用することも可能です。

入力フィールド右側にあるポップアップから上記の変数や基本的な演算子をフィールドに追加することができます。

使用例1:全ての行の各値を現在選択されているセルの値に設定する
$active

使用例2:全ての行の各値に一律に2.0を加える(現在の値に四則演算する場合は、最初の$valueを省略することができます。)
$value + 2.0 もしくは + 2.0

使用例3:全ての行の各値を全ての行の中の最小値に設定する
$min_value

使用例4:全ての行の各値を全ての行の中の最小値と最大値の中間値に設定する
($min_value + $max_value) / 2.0

使用例5:行の値を指定した範囲内(0.0 ~ 1.0)に制限する
clamp($value, 0.0, 1.0)

使用例6:全ての行の各値の平方根を設定する
math.sqrt($value)

使用例7:全ての行の各値に10.0°をラジアンに変換して加える
+ math.radians(10.0)



(6) Show Indices, Show Weights, Show Colors, Show Attribute List

3Dビューを切り替えた時は、Show Indices, Show Weightsを再設定する必要があります。


3Dビューを切り替えた時は、Show Colorsを再設定する必要があります。


(7) Max Rows

スプレッドシート表示における一度に表示する最大行数を調整します。初期値は6行です。

(8) Attribute List

Attribute Listは、Edit Modeで編集可能な属性の一覧を表示します。Set Attributeボタンを押すと選択した属性が編集テーブルに設定されます。 また、Attribute Listの右側にある+ボタンを押すとユーザー定義の属性を追加することができます。ーボタンを押すと現在選択されている属性が削除されます。


頂点編集モード


頂点ごとの属性編集ができます:

座標値は ローカル / グローバル空間 の両方で表示できます。編集時は Blender 側に自動で変換されて反映されます。

グローバル座標系の場合は、メッシュ頂点の座標値をグローバル座標系に変換して編集テーブルに表示し、編集した値はローカル座標系に変換してメッシュに書き戻しています。YT-Tools for Blenderの作業平面の機能と組み合わせて、作業平面上の頂点の座標値を揃えたい場合などで便利に使うことができます。シェイプキーとVertex Groupは、プルダウンメニューで選択されている対象データの値が対象になります。

その他の属性ではAttribute Listなどで追加したユーザー定義のカスタム属性を編集できます。頂点に設定されている属性のリストから選択して編集を行います。


Shape KeyモードをRelativeにすると、座標値はBaseキーからの相対値で表示されます。


エッジ編集モード

エッジに関する属性編集が可能です:

これらの属性はサブディビジョンやシェーディングに影響します。Lengthはエッジの端点の頂点の座標値を変更し、指定した長さにエッジの中心位置を基準に長さを調整します。

その他の属性ではAttribute Listなどで追加したユーザー定義のカスタム属性を編集できます。エッジに設定されている属性のリストから選択して編集を行います。


面編集モード

面ごとの属性編集ができます:

多くの面が同じマテリアルを共有する場合に一括編集が便利です。Freestyleの属性も変更可能です。
その他の属性ではAttribute Listなどで追加したユーザー定義のカスタム属性を編集できます。面に設定されている属性のリストから選択して編集を行います。

面コーナー編集モード

面の各コーナーに属する属性編集ができます:

Blenderでは、UVやカラーアトリビュートは面の各コーナーごとに値を保持していて、必要に応じて頂点単位に編集を行ったり、切り離して独立した値を持たせることが可能です。

Index Orderは、頂点番号と面番号をどちらを基準にテーブルを表示するかを指定します。Face - Vertexを指定すると面とその面を構成する頂点を順番に表示します。Vertex - Faceを指定すると頂点とその頂点にリンクされている面を順番に表示します。

Shared Vertexを有効にすると同一頂点において同じ面コーナーの値は同時に編集されます。同じ値を持つセルは表示されません。Shared Vertexをオフにすると面コーナー単位に独立して値を編集することができます。

その他の属性ではAttribute Listなどで追加したユーザー定義のカスタム属性を編集できます。面コーナーに設定されている属性のリストから選択して編集を行います。


オブジェクト編集モード

Object(オブジェクト)モード

オブジェクトに対する属性編集が行えます:

Object モードでは:

オブジェクトモードでは、オブジェクトの名称も変更することができます。Apply to All Rowsを使って他のオブジェクトに同じ名称を設定した場合、Blenderが自動的に同じ名称のオブジェクトに対して連番を付加します。


Modifierモードでは、オブジェクトに追加されているモディファイアの表示属性を編集することができます。編集テーブルには、各オブジェクトに追加されているモディファイアの順番、もしくは各モディファイアを追加しているオブジェクトの順番に表示を切り替えることができます。
また、アイテムをPropertiesに設定して、Apply to All Rowsを実行すると選択されている行のモディファイアと同じ種類のモディファイアに選択されている行のモディファイアの全てのプロパティがコピーされます。全てのモディファイアに対して同じプロパティを一括して設定したい場合に便利です。Auto Expandを有効にすると選択した行のモディファイアのプロパティパネルが展開され、それ以外のパネルは閉じられます。

変更履歴

v1.0 新規リリース

v1.1 新機能追加

v1.2 新機能追加

v1.3 新機能追加

License

This Blender add-on is licensed under the GNU General Public License v3.0 or later.

You are free to use, modify, and redistribute it under the terms of the GPL license. For details, please see the included LICENSE.txt.